茨城工場工務課

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6月吉日小雨が降る中、高速道路に乗り弊社工場拠点に向かいました。

茨城工場です。

目的は、先日の日本電線工業会賞の受賞者2名にインタビューを実施です。
到着次第準備をして、お話を伺いに工務室へ。
ドアを開けたらお二人が待っていてくれて、思わず笑みがこぼれてしまいました。

以下、インタビューの内容です。


① どんな内容で受賞したのですか?

  • ドラム転倒機→これまで、縦に転がしながら移動して3名の力で横に倒していた作業を1名で対応出来る治具を作成(倒し、移動、設置)。
    これにより、人工の削減と段替え時の材料ロスを削減して大幅な製造原価低減を達成した。

② 正直、受賞するとおもいましたか?

  • 知らない間に選考に提出されていてこんなことになって驚いた。
    (本人談そのまま)

③ 日々の業務を教えてください(写真も一緒に)

  • 保守点検
  • 機械治具製作(電線カット機など)

④ 先駆者になられたお二人ですが、これから賞を狙う若者に一言

  • 石塚さん
    使いにくい・つかえないなど気が付く目を持ってほしい。
  • 荒井さん
    今、使っている物を知る事が大事←深堀して理解をして物事に対応してほしい。
    全てにおいて日々勉強です。

工務室で軽く取材をして、実際の現場に移動して……
荒井さんから治具の使用方法をデモンストレーションしてもらいました。
テコの原理をつかった治具で確かに少ない力で大きな成果をだせるものと感じ、
見ていた私は声を出してしまいました

「わぉ!」と。

その後、石塚さんから生産ライン状況が一目でわかるシステムの説明をしてもらい
先人の知恵により、より効率よく生産ができ工夫された環境を作られているお二人とおもいました。

これからも、末永く活躍してくれる事を約束して我々は次の現場へと向かいました……。